当たり前に使われるようになった『サブスク』という言葉を、皆さんも普段からよく耳にしませんか?
最近では、サブスクリプション型サービスを提供する実店舗(リアル店舗)も数多く存在しています。
音楽・動画配信サービスといった非リアル店舗型のビジネスから、リアル店舗型のビジネスなどあらゆる分野においてサブスク化が進み、今までになかった取り組みや新しいサービスの提供を開始する店舗が急増しています。
「サブスクを始めてみたいけど導入や運用が難しそう。」
「既存顧客に何か新しいサービスを提供したい。」
「継続的な来店を促す施策をカンタンに行いたい。」
そんな思いを持つ店舗オーナーの皆さんのために、今回の記事ではKINCHAKU を活用して、実店舗で簡単にサブスク型サービスを始める方法をご紹介していきます。
サブスクリプションとは?

サブスクリプション型サービスとは、定額料金で商品やサービスを利用できるビジネススタイルのことを言い、「~し放題」や「毎日~」などをキーワードとしたサービスが多くみられます。
よく通うお気に入りのお店や継続的な利用が見込まれる店舗がこのようなサービスを展開することで、普段よりもお得に感じてもらえたり特別感を演出することができるため、お客さまにも喜んでもらえます。
また、“定額”であることで使いすぎを抑制できたり、先払いでいつでも好きな時にサービスが受けられる柔軟性など、顧客にとっても多くのメリットがあるのが人気の理由です。
実店舗で行うサブスクのメリット
サブスクリプション型サービスを展開することでの店舗へのメリットは主に4つあります。
1. 毎月の固定売上が見込める
毎回単発で顧客との関係性が途絶えてしまう売り切り型ビジネスでは、『 商品・サービスの単価 x 顧客の来店数』から算出した月の売り上げを予測することが比較的難しいとされています。
一方、定額制であるサブスク型ビジネスでは、『 契約数 × 提供価格 』と毎月安定した収益が見込めるため、予めある程度の売り上げを予測しゆとりのある資金繰りが可能になります。
2. 継続的な来店・固定顧客化を促せる
同じ業種の店舗が数多く乱列するような地域では、1度きりの来店から他店舗へ流れてしまうケースも多くあります。
サービスや商品の質、お店の雰囲気作り等も大切ですが、顧客に継続的に通ってもらう 「理由作り」 もとても重要です。
サブスクを通して得られる、「使わないともったいない」 や 「せっかくだから」といった心理的思考から特定の店舗を意識的に使うようになり、長期的な定着が期待できます。
3. アップセル/クロスセルで更なる購買
定額制サービスで来店頻度が増えればその分、その顧客へ接客できる頻度が増えます。
既にお店を気に入って継続的に足を運んでくれるお客さまは、店舗の新メニューや新しい取り組み、特別なサービスなどに興味を持ってくれる可能性も高いといえます。
サブスクで来店を促し、同時に別の商品や何かとセットで購入してもらうこと(クロスセル)により顧客当たりの売上単価の増加を期待することができます。
4. 新規サービスを展開することでの話題性
数多くある店の中から自分のお店を選んでもらうためには、他店舗が持っていない強みやストーリー、話題性が重要です。
サブスク型サービスでは、この『話題性』を演出することができます。
今までどこのお店もやっていなかった独自のサービスやそこでしか味わえない体験を提供することで注目してもらい、宣伝や口コミを通して顧客に魅了を感じてもらえるキッカケが作れます。
また素敵な体験をした顧客は、口コミを通して家族や友人、知人に紹介してくれる場合もあるので、新規顧客獲得に繋がることもあります。
簡単に始められるサブスクサービス

店舗で実際にサブスク型サービスを導入してみたいけど、「運用や管理が難しそうで心配」といった不安を抱えている方も多くいると思います。
実店舗でサブスクサービスを運用する際、どのお客様がサブスク会員なのか把握する必要があり多くの場合、紙やプラスチックのカードが利用されてきました。
しかし紙やプラスチックのカードでは、お客さまがカードを紛失してしまったり、忘れてしまった際の対応・手間が発生してしまいます。
そこで、個人経営の方でも簡単に始められるサブスクを紹介します。
KINCHAKUとは
KINCHAKUとは、紙やプラスチックで発行していたカードをデジタル化し、スマホ標準アプリ(AppleWallet, GooglePay)に保存できるサービスです。デジタルなので、利用者は失くしたり、忘れたりする心配もないですし、事業者はアカウント登録するだけですぐに運用を始められます。
KINCHAKUの利用シーン
ジムやコワーキングスペースのサービスでは、会費の回収と人の認証が必要になります。KINCHAKUを利用すれば毎月の会費は自動的に引き落とされ、人の認証に必要なカードはデジタルなのでスマホ1台あれば管理できるので失くしたり忘れたりする心配もありません。
また、サブスク機能には回数制限を儲けることができ、飲食店では「無制限飲放題10回分」のようなサービスを始めることもできます。
サブスクの様々な販売方法
オンライン&オフラインで販売する
SNSにURL(リンク)を貼り付ける
一番簡単にできるお客様へのお知らせ方法として、ブランドや店舗の公式SNSを活用した販売方法があります。
KINCHAKUでサブスクの作成が完了した後、購入ページ用のURLが発行されます。
発行されたURLをInstagramのプロフィールやFacebookページ、店舗のGoogleマイビジネス(Googleマップ)などに貼り付けるだけで、お客さまはそこから購入ページにアクセスし、スマホ1つでお店のサブスクを購入できます。
SNSを活用した場合のメリットは、既存顧客だけでなくサービスに興味を持った新規のお客さまにもアプローチができる点です。
自社サイトを活用して販売する
店舗のウェブサイトを運用している場合、ウェブサイト内でお知らせをしたり、リンクを張りつけるだけで販売を開始できます。
新たに購入のための特別ページを設置したり、ECサイトなどを介すことなくお店のホームページで決済までをスムーズに完結できます。
店内にQR付きのポップを設置する
レジや卓上ポップ、店内のポスターなどに販売ページのQRコードを掲載し、お客様にカメラで読み取ってもらうことで購入してもらえます。
お会計時や注文した商品の待ち時間で興味を持ったお客様に購入してもらえるため、その場で次の来店が約束されます。
また、KINCHAKUアプリから販売ページのQRコードを表示することも可能なので、お店のタブレットやスマートフォン端末を提示してお客様にアクセスしてもらうこともできます。
メルマガでURLリンクを送信
すでにお客様のメールアドレスを管理している場合、メルマガを活用での配布できます。
作成したサブスクプランをお客様にむけて、URLを添付したメールを配信し、販売を促進していただけます。
メルマガを活用する際のメリットは、受諾許可しているお客様はすでに店舗との取引したことがあり、新しい商品やサービス、お得な情報などに興味を持ってもらえる確率が高く、購入に繋がりやすいところです。
LINE公式アカウントを使っている場合は、お友達登録をしているお客様へサブスクサービスの詳細メッセージとリンクを配信し購入を促すことができます。
公式アカウントのアナリティクスから開封率やアクセス数も分析できるので、効果性を図りながら戦略を練ることもできます。
LINE公式アカウントを使ったKINCHAKU活用方法もご紹介してます!