最近は、あらゆるところでキャッシュレス決済を導入しており、飲食店、ホテル、コワーキングスペースなどで現金払いをできないところも増えてきました。
労働人口の低下、新型コロナウイルスの影響により固定費の削減、キャッシュレス化による業務効率化の需要も高まってきています。
国の景気対策として、2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、2019年10月〜2020年6月まで、キャッシュレス決済を使ったポイント還元を支援する「キャッシュレス・消費者還元事業」を実施するなど、キャッシュレス化を進めてきました。(経済産業省 キャッシュレス・消費者還元事業より)
また、経済産業省の「キャッシュレス・ビジョン」によると2027年までにキャッシュレス決済比率を4割程度を目指していると公表されています。
海外と比較するといまだにキャッシュレス決済比率は低いものの、非接触でスムーズに行える手段として需要が高まっています。
「キャッシュレス決済にも対応したいけど、どのレジがいいかわからない…」
「高い導入費用をかけれない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいのが、お店の業務も管理できる決済サービスSquareです。
スマホやタブレットにアプリをインストールするだけで無料から利用できるSquareの特徴や活用方法をご紹介します。
Squareとは

戦略的パートナーである三井住友カードと事業展開について協議をし、2013年に日本でサービスの提供を始めました。(三井住友カードニュースリリースより)
Squareは、店舗や移動販売での決済からオンライン決済まで、さまざまな決済方法を揃えており、お店のビジネスモデルやニーズに合わせた決済サービスを提供しています。
Squareがあれば、ビジネスの成長や環境の変化に合わせて、必要な機能を組み合わせて使うことができます。
飲食店、宿泊施設、小売店、美容院など、幅広い業種に対応しており、事業規模にかかわらず、いつでも便利に使える機能が、初期費用・維持費無料で利用することができます。
※決済手数料は別途発生します
Squareの主な4つの特徴
①1つのアカウントで管理できる
キャッシュレス決済、POSレジ、電子レシートの発行、スタッフの管理、電子請求書の発行を1つのアカウントで行うことができます。
またオンラインショップの開設もできるので、オフライン・オンラインともに利用可能です。
②端末1台でカード決済から電子マネーに対応
決済端末1台で主要な国際ブランドのクレジットカードはもちろん、交通系電子マネーや iD、QUICPayなどの電子マネーでの決済にも対応可能です。
③すぐに導入できる
申し込み手続きはオンラインからでき、5分程度で完了するので短期間でキャッシュレス決済を導入できます。
④最短翌営業日振込
三井住友銀行またはみずほ銀行は、決済日の翌営業日にお振込。ゆうちょ銀行や地銀などその他の金融機関は、毎週水曜締めで同じ週の金曜に合算し振り込まれます。
お店の業務を管理するSquareの機能
すでにSquareの特徴でも紹介した、お店の業務を管理する機能。
Squareなら1つのアカウントで決済、スタッフ管理、オンライン販売、お店の業務を管理することができ、日々の業務をラクにするだけでなく、事業の成長にも役立つ機能が備わっています。
POSレジ
無料のレポート機能でビジネスの全容を把握することができます。
売れ筋商品、よく売れる時間帯、売上に一番貢献しているスタッフなど、経営に必要なデータがリアルタイムで把握できます。
オンラインショップの注文や売上、在庫数などの情報が自動で同期され、一括で管理できます。
また、小売ビジネスに特化したリテールPOSレジも提供しています。決済受付、高度な在庫管理、オンラインショップとの連携、詳細な売上レポートなどの機能をご利用できます。
スタッフ管理
出退勤の記録、役割に応じた権限設定、シフトの作成・管理など、チーム運営を支える機能が備わっており、スタッフ管理は従業員の数に関係なく無料ではじめられます。
顧客管理
Square POSレジアプリから直接手入力で追加でき、POSレジアプリやSquareデータからいつでも情報を確認できます。
顧客リストを1から作成する必要はなく、顧客データをCSVファイルでアップロードすれば、顧客リストを反映することができます。顧客情報の編集やグループ分けなどもできます。
また外部サービスと連携することで顧客データを自動同期することもできます。
キャッシュレスにも対応している豊富な決済方法

Squareは、実店舗での対面決済やネットショップのオンライン決済など様々な決済方法を提供しています。
また、Squareの決済手数料は3.25%~3.95%となっており、業界内でも比較的低い設定となっております。不正利用を防止するため、業界最先端のセキュリティー体制を整えています。
お店で使える3つの決済方法
電子マネー
日常的に使われているSuicaやPASMOなどの交通系電子マネー(PiTaPaを除く)、iD、QUICPayに対応しています。端末にタッチするだけで決済が可能です。
タッチ決済
タッチ決済対応マークのあるクレジットカードなら、端末にタッチするだけで利用できます。少額ならサインは必要ないので、スピーディーなお会計を実現します。
クレジットカード決済
ICチップ付きクレジットカードは、決済端末に直接挿入すれば決済が可能です。Square Readerには磁気専用リーダーが同梱されているので、磁気テープタイプのクレジットカードにも対応しています。
オンラインで使える3つの決済方法
メールで請求書を発行
紙で行っていた煩わしい業務は必要なく、メールで請求書を送りクレジットカード支払いが行えます。
ブラウザ決済
ブラウザ決済とは、お持ちのパソコンでクレジットカード決済を受け付けることができます。リモートで請求する場合や、電話で支払いを受け付ける場合に最適です。
ECサイト決済
オンラインストアでの事前決済はもちろん、販売したい商品やサービスのお会計リンクを作成することで、ウェブサイト・メール・SNSでの決済を行うことができます。
Squareの活用方法
実際にSquareを利用されている事例を参考に、オンライン・オフラインの活用方法をご紹介します。
オンライン
取引先の請求を楽に
請求書を取引先に渡し、銀行振込してもらうのはどうしてもタイムラグが生じます。また、現金払いだとお釣りなども含め現金を管理しなくてはいけません。
Square請求書ならメールでお客様に送れる上に、カード決済代金の入金も早いです。
キャッシュレスにすることで煩雑な業務の軽減ができ、最短で翌営業日に入金されるので、キャッシュフローの面でも事業者の助けになります。
オンラインでの事前決済
例えば、オンラインイベントを開催する際の悩みの一つでもある参加者の決済。他のサービスでは決済手数料が高かったり、別のページでアカウント登録しなくてはならなかったりします。
オンラインチェックアウトを利用すれば、リンクを作成してメールやSNSでお客様に送るだけで決済できます。
またウェブサイトに購入ボタンを埋め込むこともできるので、スムーズに決済を済ませることができます。
オンラインストアで業務の軽減
オンラインストアから購入をすれば、注文確定メールなどは自動送信されます。お客様に個別メールを送る必要がなく他の業務に時間を充てられるようになります。
また、無料プランから始めることができるのでコスト抑えられます。コロナ禍で店舗での販売が難しいなか、オンラインストアで新たな販売チャネルを活用することができます。
オフライン
オンラインストアと実店舗の連携
すでに店舗でSquareを利用していれば、商品情報をそのままオンラインストアに反映させることができます。
実店舗とオンラインストアの売上、商品、在庫などの情報が連携し、一つの画面上で管理・操作できます。オンラインストアを作成・運営する際の負担を減らし、簡単に両方を管理できます。
スムーズな決済方法
Square Readerはスマホやタブレットに接続するだけで、クレジットカード、電子マネー、タッチ決済に対応しており、あっという間にお会計が終わるのでお客様をお待たせしません。飲食店での席会計、イベント会場やデリバリーのキャッシュレス決済にも利用できます。
オールキャッシュレス化で業務効率化
Square Terminal一台でお会計からレシート・オーダーシートの印刷まで行うことができます。オーダーレシートを印刷することで注文された商品をミスなく提供することができます。
また、店舗ごとの売り上げも売上レポートから確認できるため、店長が店舗にいなくても売上状況を把握することができます。
KINCHAKUとSquareで実現できること

KINCHAKUとは、ウォレットパス*の発行から運用・分析まで行えるサービスです。
*ウォレットパスとはスマホ標準アプリのApple Pay、Google Payに保存できるデジタルカードです。
飲食店や美容院で利用されているポイントカード、継続課金サービスのサブスクリプションパスなど様々なデジタルカードを利用することができます。
KINCHAKUとSquareの連携で実現できることをご紹介します。
売上の一元管理
SquareアカウントをKINCHAKUに連携すると、発行した有料のパス(入場券・チケット・回数券等)をオンラインはもちろん、実店舗での販売や売上の一元管理が可能になります。
データの自動同期
Squareで登録されている顧客・店舗情報がKINCHAKU内のCRMと同期されるので、大切なお客様にウォレットパスを採用したロイヤリティーサービスを実施することが可能になります。
Squareにある顧客情報はKINCHAKUと連携すると自動的に同期されます。
サブスクリプション
店頭でしか行えなかった入会手続きがオンラインでも可能になり、サブスクリプション型のサービスをスマートに運営することができます。継続課金の回収はSquareが自動的に行います。
KINCHAKU x Squareの活用方法
KINCHAKUとSquareを連携させて、キャッシュレス化を実現する美容サロンの活用方法をご紹介します。
「ヘッドスパ3回 15,000円 10%お得」「脱毛5回 20,000円 15%お得」など複数回分のサービスを紙の回数券で配布していないでしょうか?
ジムやコワーキングスペースの会員証のように、KINCHAKUでは権利を証明するためにデジタルカードを利用することができ、紙では難しかったお客様の情報を管理することができます。
Squareと連携することにより、KINCHAKUのデジタル回数券をお客様が購入すると、Squareに売上が反映され一元管理することができます。
また、店舗決済もSquareならクレジットカードや交通系電子マネー、 iD、QUICPayなどの電子マネーでの決済にも対応しています。
美容サロンだけでなく、飲食店やコワーキングスペースなど様々な業種で活用していただくことができます。
KINCHAKUとSquareはすぐに連携することができ、どちらも無料でアカウント登録できるので、ぜひお試しください。
ビジネスのあらゆる場面に利用できるSquareに無料アカウント登録。