顧客が足を運んでくれる仕組み作り。集客を促進するための5つのヒント

顧客が足を運んでくれる仕組み作り。集客を促進するための5つのヒント

現在日本には、約120万の小中規模店舗が存在すると言われています。 消費者は数多くのお店から自分の好きなお店を選ぶことができます。

その一方で、店舗側は、この激しい業界競争に勝ち抜いていくため、常に試行錯誤する必要があります。

特に店舗拡大を目標におく場合や、新しくオープンしたばかりでできるだけ早く利益を上げたいと思っている場合は、より効果的で即効性のある施策を実施する必要があります。

業種業態に問わず、他店舗との差別化をはかり、独自のサービスでお客様に満足してもらわなければ、業界競争に勝ち抜いていくことは難しいです。

そこで今回の記事では、小中規模店舗の成長に役立ち、コロナ禍でもすぐに実践できる5つのヒントをご紹介します。

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実践するべき5つのヒント

① ユニークな強みを最大限に生かす

数あるお店の中からあなたのお店を選んでもらうには、美味しい食事や飲み物を提供するだけでは不十分です。

モノがありふれている現代は、モノではなく”体験”を買う時代へと移り変わっているからです。

そのため、いかに素晴らしい顧客体験(CX - Customer Experience)を提供できるかが重要視されています。

お店のコンセプトや店員のキャラクター、そこでしか味わえないサービスや出会いなど、店舗が持つユニークな強みを最大限に生かすことで、同じモノを提供する店舗の中でもあなたの店舗を選ぶ価値を顧客に与えることができます。

(1)ストーリーを付加する

(2)誰にも真似できないところで勝負する

(3)2つ以上のサービスを組み合わせる

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② SNSを味方にする

SNSの特徴

Marketing Research Campの調べによると、10代〜50代が普段から情報収集に活用するツールとして「スマートフォンからのインターネットやアプリ」が「テレビ」を抜き、第一位になりました。

さらに、10代の7割以上が、スマートフォンでの情報収集にSNSを活用することが明らかになりました。

テレビCMに代表される従来のプッシュ型マス向けの広告手段と異なり、自分の欲しい情報を必要な時に収集することができるSNSは、若い世代を中心に情報のプラットフォームとして活用されています。

実際にInstagramで話題のカフェを訪れてみたり、YouTuberお勧めの商品を買いに出かけたり、Twitterでたまたま見かけた広告の美容サロンに予約を入れたりと、SNSから店舗へ(オンラインからオフラインへ)と顧客は流入しています。

しかし、闇雲にSNSを利用するだけでは意味がありません。 店舗のイメージや業種業態、ターゲットとなる性別や年齢層によって使い分けることをオススメします。

それぞれが持つ特性に合わせた運用をし、ターゲットとなる顧客へ一番効果的に届くコンテンツを投稿し、店舗のPRを行っていくことが重要です。

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③ 口コミを大事にする

一般的に、お店の口コミを投稿する場合は

  • 良いサービス、商品を提供されたと感じた時
  • 酷いサービス、商品を提供されたと感じた時
  • 口コミやレビューをすると追加のサービスが受けられる時

以上の3種類に分類されます。

実際にお店に行く場面を想像してみてください。

理由もなく口コミを書くことは、あまりしませんよね。口コミを書く時は、お店に忖度せず自身の素直な感情や思いを綴ります。

だからこそ口コミは、お店選びの基準になり、良くも悪くも大きな影響力を持ちます。

是非、お客様の素直な声をレビューサイトやGoogle Mapへ書き込んでいただきましょう。

すでに興味を持ち、WebサイトやSNSで検索をした見込み顧客は、そういった口コミを見ることでより一層、来店意欲が高まります。

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④ ファンのお客様を大事にする

読者の皆さんの中でも、パレートの法則(2:8の法則)を聞いたことがある方も多いと思います。

顧客全体の2割である優良顧客とされる店舗のファンのお客様が売上の8割をあげているという概念です。

足を運んでいただく全てのお客様を大切にすることはもちろん重要です。

しかし、定期的に店舗を訪れてくれる2割のお客様にフォーカスを当て、さらに特別感を提供することで8割の売上を維持すること、高い費用対効果を追求することができます。

その特別感を提供するために、多くの店舗が紙やプラスチックのポイントカードやクーポンを配布しています。

しかし、お客様にとって、ポイントカードの存在は当たり前になってしまい「他のお店にない特別感を提供する」効果が期待できなくなってきたという課題があります。

また、財布の中がかさ張るなど、お客様にとって負担になっていることもあります。

スマホ決済が主流となった今、その課題を新しいアプローチで解決することができます。

KINCHAKUでは、お客さまがApple Wallet、Google Payに追加し保管できる〈ウォレットパス〉を発行でき、お客さまも店舗さまも負担なく特別感を楽しんでいただくことができます。

出典:Google Pay & Apple Wallet

⑤ 顧客ニーズをダイレクトに狙う

莫大な情報が飛び交う中で、タイムリーにお客さまのニーズを知り、応えることは業界競争に勝ち抜くための重要な要素の1つです。

ランチタイムや帰宅時などをピンポイントで狙い、お得情報のSNS投稿や通知機能を活用することで、逃すことなく顧客が求めるモノをリアルタイムで提供することができます。

先ほど説明したSNS運用もニーズに沿った情報を届ける方法の一つです。また、KINCHAKU特有の「パス通知」でも、お客様に対してダイレクトに情報を届けることができます。

KINCHAKUの「パス通知」とは?

パス通知の活用方法

KINCHAKU上で発行しているデジタルのスタンプカード、クーポン、会員証などのパスを介在して、お客様に送る通知の総称です。

SNSの「メッセージの受信」、ニュースアプリの「ニュース速報」の際に受け取るプッシュ通知の一部です。

パス通知で出来ること

お客様への情報発信

パス通知では、実際にパス(スタンプカード、クーポン、会員証など)を所持しているお客様に対して通知を配信することができます。

また、従来のプッシュ通知では必要な、アプリをインストールする手間がありません。

そのため、お客様に嫌悪感をもたれることなく嫌がられない情報発信ができます。

・日替わりメニューのお知らせ

・急な営業時間の変更や休業のお知らせ

・セール情報や新メニューのお知らせ

店舗へのエンゲージメント(興味関心、愛着)を高める

お客様の来店を促すには、店舗へのエンゲージメント(興味関心、愛着)を高める必要があります。

その手段としてメルマガなどが使われています。パス通知と他の手段との大きな違いは開封率の高さと通知許可率の高さです。

一般的にスマホに送られてくるプッシュ通知は許諾率が30~40%、開封率が80%です。メルマガの平均的な開封率が10%前後であることを考えると、かなりの確率で開封され通知が目に留まります。

様々な要因が考えられますが、一目で通知の内容が理解できること、通知をタッチすれば手軽にアプリを起動できることに利便性を感じる方も多いと思います。

クーポン利用の促進やスタンプカードの存在を思い出してもらうキッカケなど、お客さまの来店を促すラストワンマイルとしてご活用いただけます。

店舗が目指すゴールをしっかりと明確化し、そのゴールを達成するために最適な戦略をたて、来店を促すフローを構築していくことが大切になります。

KINCHAKUを活用して、お客様に愛されるお店創りの参考になればと思っております。

ぜひ、最適なプランをご利用ください。


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